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しほイギリス日記
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part1 「イギリス到着からトラブル続出!!」
part2「ハンドル握ると人が変わる・・人」
part3「日帰り観光旅行」
part4 「やっぱり来た!スピード違反」
part5「プデングの怪」
part6「イギリスの日本食」

Part 2 「ハンドル握ると人が変わる・・人」
 私たちが住んでいるミルトンキーンズ(Milton Keynes)という街はロンドンから北西に70キロぐらいのところにあり、モーターウェイ(高速道路)で1時間ちょっとです。1960年代ぐらいから計画的に開発された街で、ニュータウンというところでしょうか。日本企業も多く進出しているので、けっこう日本人も住んでいるらしいです。また、「歩車分離の街づくり」など、都市計画の分野でも有名らしいのですが、そんなの全然知らない私は、ここに住むことを知った時、「ミルトンキーンズ?それどこ?なんかすごい田舎そうノ」って感じでした。
 比較的新しい街で、しかも計画的につくられているので、他のイギリスの街と比べると味気ない感じは確かにします。でも中心部にはショッピングモールもあるし、生活には特に不自由しません。むしろ暮らしやすいのかも。自然がうまく残されていて(計画的に残したのなら、大したもんだと思う)気持ちいい公園もたくさんあるし、近所を散歩するとリスやキツネ、ウサギを見かけることもあるし、ちょっと街を出るときれいな田園風景も広がっています。


写真左
 主人の職場に行く途中の道からの風景です。家から車で15分程行くと、こんな風景ばかりです。
  ただ、街が広いうえ近所は住宅街で店が全くないので、車がないと大変ですが、イギリスの車は右ハンドルで左車線を走るので、日本人には違和感はありません。この辺りは信号機のある交差点があまりなく、ラウンドアバウト(ロータリー)なんですが、これさえ慣れれば、運転はそんなに大変じゃありません。
 写真右
 ミルトンキーンズには湖がたくさんあって、ほとんどが公園になっています。湖の周りには遊歩道がつくられていて、散歩することができます。天気のいい日は最高にきれいで気持ちいい!
 しかし、こちらの人の運転はものすごい。スピードは出すし、車間距離はあけないし、強引に割り込む。他のことではそんなにせっかちに見えないのに、ハンドルを握ると人が変わります。普通の2車線の道で時速60マイル(1マイル=1.6キロなので100キロ近く)出しててもどんどん追い抜かれるし、50マイルぐらいで走ろうものなら、あおられたりすることさえあります。
 細くて舗装の悪い田舎道でさえ、スピードは変わらず。モーターウェイになると、時速70マイルという制限はあるらしいけど、そんなの守っている人はほとんどいません。我が家のマーチ(こっちではMICRAという名前で売られています。ちなみにパジェロはSHOGUNです。何だかなノ)ではちょっとパワー不足です。日本ではスピード出し気味の部類に入っていた私もこっちではのろのろ運転組になってしまいました。
 ところが悔しいことに、先日ドライブに行った時、スピード監視カメラ(オービスみたいなもの)に撮影されてしまいました。どうやら市街地には時速30マイルまたは40マイルという速度制限があるところもあって、監視カメラが設置されてるらしいんですが、そんなこと知らない私たちはスピードを落とさないまま市街地に突っ込んでしまったようです。どうりで他の車が急に妙にのろくなると思ったノどうなるかとドキドキで待ってます。
 写真上と左
 家から歩いて10分ぐらいのところに馬がいます。たぶん個人の馬だと思います。馬を持っている人はけっこういるようで、他にも馬がいる所が何ヶ所かあります。近所や街の中を運転していて馬に乗った人を何度か見かけたことがあります。こちらが近づくと馬も近づいてきてくれてとてもかわいい!
 写真右
 これも公園ですが、クリケット場です。クリケットのためだけにこんなに広い芝生を常にきれいに整備しているようです。でも、試合をしているのを見たことがありません