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しほイギリス日記
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part1 「イギリス到着からトラブル続出!!」
part2「ハンドル握ると人が変わる・・人」
part3「日帰り観光旅行」
part4 「やっぱり来た!スピード違反」
part5「プディングの怪」
part6「イギリスの日本食」

Part 5 「プディングの怪」
  我が家はあまり外食をしません。小さい子供がいるから面倒だというのが表向きの理由ですが、実はあまり心惹かれる店がないというのが正直なところです。ピザとかハンバーガー系の店は日本でもう十分行ったし、パブとかレストランで気になる店もあるんだけど、なかなか行ってみようという気になりません。こっちの外食はあんまりおいしくないことが多いし、しかも高い!大した店でもないのに2人分のランチで20ユーロ(約4000円)を超えちゃうこともよくあります。
 それでおいしくなかった日には(その確立は高い)ノというわけで、あまり行きません。ロンドンにはおいしいお店も多いんでしょうけど。たまにテイクアウェイやスーパーの出来合いを買ってみたりもするんですが、やっぱりこれもいまいちだったりすることが多いので、もっぱら自炊です。それでも、せっかくイギリスに来たからにはいろいろ食べてみたいなーと思い、スーパーなんかで気になるものをいろいろ試しては、「意外にいける!」とか「撃沈!」を繰り返しています。



 まずはフィッシュ&チップス。イギリスの代表料理ですね。魚に衣をつけて揚げたものと太いフライドポテト程度のものが名物というのもすごい気がしますがノ私たちも食べる前はバカにしてました。でも意外にいけます。私は好きです。特にチップスがおいしい。イギリスのイモがおいしいからだと思いますが、時々無性に食べたくなるおいしさです。最近、我が家では毎週土曜の昼食がチップスという週末が続いてます。
ちなみに、イギリスではフライドポテトをチップスと呼びます。しかも太い。日本でいうところのポテトチップスは「クリスプス」といいます。一袋が日本の半分強のサイズで売られてますが、これが20袋だとか30袋(!)入ったパックもよく売れてます。どうやらこれを昼ご飯の一部として食べる人も多いらしく、学校のお弁当に持っていくことも一般的だそうです。いかがなもんでしょう?
写真1 フィッシュ&チップスノテイクアウェイすると、わら半紙に包んでくれます。かなりなボリュームで、魚の大きさが30センチ近くもあります。。
 写真2  ヨークシャープディング。高さがあるドーナツみたいな形。ローストビーフには他にグリーンピースやゆでた野菜がつくのが伝統的らしいです。
 次はヨークシャープディング。これもイギリスの名物らしいですが、プディングとはいってもお菓子ではなく、ローストビーフの付け合せによく出てきます。よく「シュークリームの皮みたい」と表現されます。確かに食感はカスカス。そのくせけっこう脂っこい。決してまずくはないし、焼きたてはきっとおいしいだろうと思いますが、あえて食べなくてもいいかなーって感じ。

 次もプディングです。ライスプディングです。その名の通り、お米を牛乳で甘く煮たようなものです。よくカンヅメで売られてます。甘そうだなーと思ったんですが、思っていたほど甘くはありません。ほんのりコーンスープのような味もします。これもまずいものではないんでしょうが、私は苦手でした。子供にはよさそうだなと思ってあげたら、とてもイヤーな顔をされてしまいました。


 写真3 ライスプディング…こんなカンヅメに入ってます。こちらではカンヅメ食品が多くて、スパゲティのカンヅメ(ソースだけじゃないですよ。麺まで入ってます)まであります。怖くて買えません!
 またまたプディングです。これはブラックプディング。これはソーセージです。原材料は豚の血(!)や脂肪。私は1本買うのが怖いので、スライスを買いました。脂肪が入っているだけあって脂っこいけど、スパイスが効いているので、生臭さとかはありません。ビールにとてもよくあいます。こちらでは、朝食に食べることがあるそうです。朝から脂っこくないのかな?


 ここまで書いて思ったんですが、「プディング」って一体何なんでしょう?
 日本人が考えるプリンっぽいものとも違うようで、「一般的にお菓子を指す」という話も読んだことがありますが、お菓子とも限らないようです。ただ、私が思うに「混ぜこぜになってて原型をとどめてない」っていうのが共通点かな?どなたかご存知の方、教えてください。




 そして最後はハギス。これはスコットランドの伝統料理だそうです。C級グルメなんて言ったら怒られますね。羊の内臓、脂肪、玉ねぎ、オーツ麦、スパイスを混ぜて、羊の腸につめてゆでたものです。原材料を見れば想像がつくように、かなりクセがあってそしてものすごく脂っこいです。イギリス人でも嫌いな人が多いぐらいのクセものですが、内臓好きの主人は気に入ったようです。黒ビールにとてもよくあいました。スコッチでもよさそう。

 いろいろ偉そうに書いてきましたが、基本的に私たちの舌は肥えてません。ストライクゾーンが広めなので、甘い判定になってます。
 それにしても、どれもカロリーの高そうなものばかりノ帰るころには何キロ太っているのか恐ろしい今日この頃です。
 写真4  ブラックプディングノ黒くてなんだかわかりません。もとはソーセージの形です。これはスライスです。
 写真5 ハギス…茶色っぽいのがハギス。マッシュポテトとゆでてつぶしたスウェード(カブの一種?)を添えて食べるそうです。